こんにちは!
夏目です〜
突然ですが、本を買うのが好きです。
去年は図書館で借りる派だったけど、
返却期限に返しにいくのが億劫だし、
借りられてたら予約はできるんだけど、
こないだそれで図書館からメールが来たら、
なんと一年前に予約した本で!びっくり!
忘れてたわ!(忘れてないけど)
なので本屋さんで、コレ!って思った少数精鋭本を買ってきて手元に置いて、
愛でています。
やっぱり、電子書籍より、紙としてあるのが好き。
本棚に並べるのが好きだし、背表紙を眺める時間も良い。
本の背表紙が、私を構成する一細胞だと思う。
昨日来た本「認知症世界の歩き方」
1.グラデーションの世界
さっきご飯を食べながら、本棚に目をやってたら、

この下半分の、黄色から緑に変わってくところが美しすぎるなぁと気づいた。バナナにも似ている。
今回、訳あって購入したのは、「認知症世界の歩き方」。
認知症について知る必要が少しあったので、まずは本だ!と思って。
この本は、あなたの身近な人や、あなた自身に、起こるかもしれない未来、というようなことが書いてあってね、
新たな冒険のガイドブックみたいなところに惹かれたのだけど、
あぁ、ほんとそうだなと思いました。
身内だけでなく、いつ自分がそうなるかもしれないし、
そのとき、何もわからない!じゃ、ただ怖いだけ。
もしかして、隣り合う世界なのかも?
2.朝焼けも、夕暮れも
何かが変わる時って、絶対にグラデーションじゃない?
夜から朝に変わる時、
夕方から夜に変わる時。
季節によって日の入りは変わって、
17時にもなれば、12月はもう、日が沈んで暗い。
18時だから夜ね!ってパキッて変わるんじゃなくて、だんだんゆっくり、変化していって、
気がついたら夜になってる。
気がついたらそうなっているっていうのは、なんか寂しい書き方なんだけど、
自然とそうなるから、安心してていいよってことなのかもしれないと、最近思います。
3.成長することは、いいこと?
成長したい、よくなりたい!と思うことが、今までの人生で多かったよ。私は。
成長はいいけど、
よく聞く、
若見えを目指す、若くみられたいとか、
劣化したくないとか、
なんかそのあたりには、小さな違和感を感じる。
だって、成長はいいけど、
老化は嫌なの?
同じ、「変化」なのに?
私の嫌いな老化は、
今更新しいことが面倒だから、もうどうなってもいいや。めんどい。ってなること。
老化そのものよりも、
自分を諦めること。
いつも向上心をもてよ!ってアツいかんじじゃなくて、
なんていうのかな〜、グラデーションだから、
黄色いところにいてもいいし、
緑のところにいてもいいの。

自由に動いていい。
ただそのグラデーションを、上から黒塗りするようなのは、寂しいなと思ってて。
固定されちゃう感じがしてね。
寂しい。
それから、もっとよくなりたい!って思うには、
人によっては、焦りとか、不安から逃れるための学びを始めてしまったりするので、
ちょっとそのままじゃ、いつまでも苦しいと思うのね。知識を身につけても。
自分をまだまだだ!なんて思ってる限りは。
あの夕方のグラデーションが、
私たちを今日も包み込んでいくよ。勝手に。
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