こんにちは!なつめゆです。
先日二人目の妊娠がわかったところですが、確実に体調に変化が表れております。心音確認もまだなのに。おーい。
- 妊娠初期で、つわりが今現在つらい方
- つわりとの向き合い方
- 自分を責めてしまう
- 生理期間のイライラが止まらない
そんな女性に向けて、私の場合と、エールを込めて、書いていきます。
1、人に説明しづらい「つわり」
一人目の時は、マタニティハイと思われたくない!と人目を気にしていたのもあり、
つわりのことは近しい家族に言うだけで、ブログにつづるなんてことはしなかったのですが、
もしかして、1人で耐えている妊婦さん、多くないか?と思ったわけです。
この記事を書くにあたり、つわりといえば、何と一緒に検索されてるのか、キーワードを確認したのですが、
物々しい…!
人によっては全くなかった方もいますし、
つわりはあっても多分軽い方だったという方から、入院までしてしまうほどだったという場合も。
私の場合は、家で日常生活は送れるけれど、毎日が、昨日飲みすぎた?みたいな体調。
- 夫はいつも22時ごろ帰宅
- それまで長女ツナちゃん2歳半と、ずっと二人
- 両親は遠方なので、平日はほぼワンオペ育児
このような環境です。
1、吐き気、気持ち悪さ、食欲不振…
一人目の時も、つわりはあったほうで、一時、食欲が落ちて食事を作る気力もわかず、1週間ほどみかんゼリーしか食べられなくなりました…。
二人目の今回は、朝から気持ち悪い。昼も気持ち悪い。体がだるい。胃になにか入ってる感がずっとあって、不調を疑うレベル。
2、思考、どっかいく。
感性=女性性、思考=男性性は、一人の人間の中に両方、持っているものです。
例えば、甘いクッキーをたくさんもらった♡場合。
その時に、内側から湧いてくるのは、「わーい!やったー!早速食べちゃおう♡」という感性100%の声。
それから、「いやいや、一気に食べたら太るか?!」とか、「今一気に食べずに、毎日一つずつ食べれば、10日持つぞ…」「そもそも、これは添加物とか大丈夫なのか?」などなど。
いろんな声が脳内でしますよね…!
食べたい!ってなってるときに、太るよ?と言われると、しゅんとしてしまいますが、本来は私という生命体維持のために、内側が機能しているだけ。
どんな声も、本来、敵ではないのです。
で、妊娠中になると、感性(女性性)が暴れまくります。
思考(男性性)がいくら忠告しても、全く聞く耳持たない!!!!
例えば、ある日私は、夜ご飯のために、前日からだしをとって、茶わん蒸しを大量に作りました。
これなら、2歳の娘のツナちゃんも好きだし、夫も喜ぶし。卵がたくさん余ってたから、ちょうど消費できるし♪
もちろん自分も茶わん蒸しを食べる気満々。なのに、夜ご飯の一時間前になって、思うではありませんか。
私「カルボナーラが食べたい。」
私(え!!!)
何言ってんだ!!!今茶わん蒸し作って、食べるだけやないか!!
なのに、私の内側は、「あの、牛乳と卵の、トロトロの…」しか言わないのですよ。
もう、カルボナーラを食べるためなら、今から片道30分かけて、パスタやさんに出向くレベル。
ほかのものなんか、我慢して食べようもんなら、想像するだけで涙が出てくる。
これはもう自分でもびっくりした。
4年主婦やってるけど、こんなことは初めて。
他にも、「食費の予算があとこれくらいだから、今日の買い物では、夫のおやつはやめておこう。」と、いつもだったら思考で判断するのに、
夫が欲しいと言ったら、「いいよ!だってほしいもんね!予算?今考えられないからだまらっしゃい!!」
自分以外の人の感性まで、すんなり受け入れる始末。
自分に許せていると、他人にも許せるって本当なんだなぁ(遠い目)
私の思考=男性性、完全に留守。
感性=女性性、大爆発が起こってる…
前回の妊娠のときでは、それまで定期的に続けていた、前のブログが書けなくなりました。
感じることが多くて、思考で文字化できなくなるのです。
2、男ばっかり、ずるい!!
妊娠が分かった時、うれしい!よりも先に感じたのは、なんと、「男ばっかりずるい!」というもやもやとした思いでした。
おなかが大きくなって、日常生活が不便になる。
体重も増える。あぁ~また産院で注意されるのかな…やだな…
それに冬の出産かぁ…着るものどうしよう。前回夏だったから、冬のマタニティ的な服、ないし。
出産後、しばらく湯船にも浸かれなくなるし、抜け毛もまた増える。…はぁ。
私はいろいろと大変なのに、男は生活変わらないし、仕事にだって普通に行ける。もやもや。
ああ!!妊娠、「させられた」!!!!とまで。←自分で望んだ2人目なのに!
- 女は損
- 妊娠・出産は大変で、老ける
- 女は受け身でいるしかない。仕方ない。
潜在的に身体の中にあった思いが、浮かび上がってくる。
この子は、私のこれらの思い込みを、気づかせてくれて何とかするために来てくれたんだなぁ。
で、この思い込み、どうする?このままでいく?って、
私の人生をよりよくしていくために、問いを与えてくれているのかなぁ。(ぽやー)
ただ、だからと言って、女は得!と思い込むのも、違うと思っています。
女のが偉い!と男をマウンティングしたいわけではない。どちらかを得にすると、どちらかが損を引き受けることになる。
妊娠出産をすることこそ、すばらしい!というのも、おかしい。
それ自体に価値をつけることで、何かに勝とうとしていないかなぁ。
1、宅配業者が来ただけで夫にキレる
先日、宅配便が届いたのですね。
で、私も夫も在宅だったのですが、夫が、パジャマだったのですぐに出られないということで、そうだね、私が出るわと言ったのです。
モニターを確認したら、その宅配業者で今日荷物を持ってきてくれたのが、私が普段から少し苦手としているお兄さんで。
いつもなら、私と娘しかおらず、自分が出るしかないので仕方ないのですが、
この日は、夫も在宅している。
なのに彼は出てくれない。(私が出るよと言っちゃった)
そこで、もう、猛烈にイライライラ…!としたわけです。
<<<<このお兄さんだったら出たくない!!!>>>>
普段私が頑張って出ているのに、なぜ己(夫)は出ないのか!
はぁ?パジャマ??
着・替・え・ろ・よ!!!
とまあ、開けかけていた冷蔵庫をバァンと閉めて、キレました。
夫はもちろん、ぽかーんとしてました。
自分でもすごい暴発っぷりだったと思います。
普段から私、そんなに我慢していたのか。内心では嫌だったのか。と自分でもびっくり。
驚くほど我慢が効かなくなっております…。
2、全部ホルモンバランスのせい
お仕事をされている方は、また別の面でもお悩みがあると思います。
安定した感情で、一定のペースで走り続けることが、社会人としては求められているのに、私の内側にはいつ暴発するかわからない、いわゆるメンヘラがいる。
調子が悪いです、なんて言ったら「使えないヤツ認定」される。
つわりは病気じゃないし、何より、初期はまだ言えないことも多い。
体調管理も自己管理のうち!なんていう空気…。
それが恐ろしいから、ますます「揺らぐ自分」を表に出せなくなる。
私はずっとそう思って働いていました。
社会で働くにあたり、女性性の部分は、なんて邪魔なんだと思っていました。
でも本当は、女性だけでなく男性だって、自分のケガや家族の介護、やむを得ない事情で走り続けられなくなることが、あるはずなんです。自分の努力や実力、関係なしに。
空いたポストを奪い合うのじゃなくて、お互い、寛容に認めあえる社会がいい。
3、主婦。家事、どこまでやるか
1、上の子のお世話、どうする?
平日、夫が仕事に行っていると、普段家で子供と二人っきり…なんていうお母さん、多いと思います。私もその一人。実家も遠方だし、実母は仕事をしています。
上の子の妊娠中の時は、自分一人の身の回りのことだけ、できる範囲でやればよかったけど、2人目の出産だと、そうはいかない。
子供を預けるとか、何らかのサービスに頼るとか、いろんな方法があるとは思いますが、まずそれを調べる体力が…残ってねぇ…
そこに子供を連れて行くのも…面倒…人に会うために化粧するのも…(末期)
だからと言って子供とずっと遊ぶの、無理…。
ママと一緒にピカピカブー(ダンス)したい!って言われても、私は全力で横になりたい。
抱っこして!って言われても、3秒で、スッと降ろす。
うん!ジャンプ上手だね!ママ、見てるね!寝ながら!
2、優先すべきはご飯の調達
子供のごはんだけは、何かあげなければ。という状況ですが、
でもまず、自分が食べよう。食べられないけど、食べられるものだけでいいから、食べよう。
横になりながら、何なら食べてもいいか、考えてください。
私の場合は、
- 切るだけで食べられるトマト、ミニトマト
- レンジ加熱で蒸せる、カボチャ、じゃがいも、とうもろこし
- 即席味噌汁
この辺りを先日たくさん買い込んできました。(うちは一週間に買い物は一度です)
調理が簡単で、長く台所に立つ必要がなく、スッと出せるものを!!!
下処理のいる里芋とか、今はやめとこう。
さて、自分の好みどころか、これしか食べられない、なんていう場合もありますよね、
私も一人目の時は、ゼリーのみの宇宙食でした。
普段の食事作りって、私普通にやってたけど、実はすごくエネルギーのいることだったんだな…と薄れゆく意識の中(ゼリーだけなので全く力がでない)、思ったのを覚えています。
離れていた母や妹が、冷凍弁当やおかずを送ってくれて、涙が出そうでした。
レンジで温めて食べられる、なんでもいいので冷凍食品は用意しておこう。夫に買ってきてもらってもいいし、ネットで頼んでもいい。
今までと全然違って、変化に自分でも戸惑うことがあるとは思いますが、
実は自分の内側からの、これが食べたい!これは嫌!があるときって、爆発的に生命力が高まる兆候なんです。
(例えば、彼氏が欲しい、婚活成功させたい!人は、まずは自分が食べるものを意識して自分で選ぶといいよ~!一日一食でも。
作ってもらったからこれを食べるとか、安いからこれを買おう、じゃなくて)
これしか食べられない…期を抜けると、これが食べたい!が生まれるようになります、必ずなります。
今、つわりでつらい思いをしている人がいたら、一人で抱え込まずに、一番身近な夫に甘え、(強制的に協力を要請)、周囲に頼ってください。
妊娠って、病気じゃないんだもの、気が引ける…
これもうっすら私が思っていたことでしたが、
そんなことない。
てか妊婦さん、我慢しすぎ。
この検索結果見よ(二回目)
4、「普段は気にならないのに、夫にイライラ」するとき
よく聞くのが、「いつもなら気にならなかった夫にいつもの言動や動きに対して、過剰にイライラすることになった」という声。
本当に些細なことに感情が揺さぶられて、わたしどうしちゃったんだろう?なんて思うこともあるかもしれません。
でも、それって本当に、「普段は気にならなかったこと」なのかということです。
気にならなかったんじゃなくて、「いつもだったら、我慢できてたこと」じゃない?
実は我慢してたこと、じゃない?
いつもは思考で風呂敷のように包んで、抑え込んでた内側の感性の部分が、包みきれなくなっているんだと思うのです。
一番内部にある、「本当はどうしたいか」という部分を。
私の今日の出来事ですが、いつもなら娘が、気分で食べ残した食事を、捨てるのは勿体なくて、これくらいなら食べちゃお、と自分のお皿に移すこともあったのですが、
絶っっ対ヤダ!!それ食べる気分じゃない!!と、私の内側が全力拒否。
でも私が食べないということは、捨てる、ということになるんですよね。
それがどうしても胸が痛かった。自分の作ったご飯に愛着があるし、それを生ごみのほうへ移すなんて。フードロスなるべくなくしたい派。
娘の食べ残し、食べたいから食べるというより、やっぱり捨てたくないから食べる、だったんです。それって完全に思考の部分。
どっちが得で、どっちが損になりそうかとか、
常識的に考えてこの方がいいでしょ、とかいう思考なんて、
私の内側の感性の足元にも及ばず、一蹴される。
それくらい、普段から自分が本当はどうしたいか?
何が嫌なのか?立ち止まる機会のないまま、過ごしているんだなぁと思います。
妊娠中に限らず、ホルモンバランスがいつもと違う毎月の生理期間だって同じこと。
我慢ができなくなった=自分がダメになっちゃったんだ、ではない!!(断固)
妊娠期間も、生理期間も、私、本当はこんなこと、嫌だったんだ、と気づくチャンス。
自分の本音をじっくり聞いてあげる期間だと思って、過ごしてみませんか。
妊娠していてもしてなくても、
社会で働いていてもいなくても、
周りに合わせて、自分を苦しめることがないように、
揺れる感性を、大切にできる女性が増えますように。
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